タイにある難民キャンプを訪ねて②-9カ所の難民キャンプ

タイにある難民キャンプを訪ねて①-カレン人

で述べたように軍事政権との武装闘争、カレン人同士の武装闘争により多くの難民が発生し、その多くがタイに逃れた。

ミャンマーと国境を接するタイ側地域に9カ所の難民キャンプがあり今でも約9万人が住んでいる。

そこでの生活の様子はどのようなものなのか

 

  1. タイ国内の難民キャンプ分布

  2. 難民キャンプでの生活

  3. 難民キャンプに入るには

 

1. タイ国内の難民キャンプ分布

  • メーホンソン県・・・4カ所(2.7万人)
  • ターク県・・・3カ所(4.7万人)
  • カンチャナブリ―県・・・1カ所(0.2万人)
  • ラーチャブリー県・・・1カ所(0.5万人)

 

タイ国内の難民キャンプ

タイ国内9カ所の難民キャンプ

 

2. 難民キャンプでの生活

9カ所の難民キャンプの中でターク県ターソンヤーン市メーラキャンプが一番大きく、3万人程が生活している。キャンプには学校、病院、商店が有り、世界各国の慈善組織が援助を行っている。しかし、タイ政府は人道的に避難場所を提供しているに過ぎず看板にも難民キャンプとは表示せず一時避難所(Temporary Shelter)としている。

メーラマルアンキャンプ入口の看板

メーラマルアンキャンプ入口の看板

難民キャンプへの出入り口にはタイ陸軍が警備をするゲートを通る必要があり、さらに難民キャンプに接する主要道路の各所には警察や軍のチェックポイントが点在する。

その為、難民キャンプに住む多くの人の生活はキャンプ内に制限されている。

しかし、書類を揃えるならキャンプの外での一時的な行動が可能であり、一部の人は制限付きタイIDカード(タイ国内で行動できる範囲に制限がある)や制限のないタイ国民が使用するのと同じIDカードを持っている。

 

3. 難民キャンプに入るには

部外者は簡単には入れず、入るには”つて”と”賄賂”が必要。

以前水質調査の為タイのメーホンソン県ソップムーイ市メーラマルアン難民キャンプを訪ねる前に、管轄のソップムーイ市警察署に赴いた事があった。

しかし、署長に書類発行を依頼したものの拒否されてしまった。

その後難民キャンプ支援を行っている組織に従業員の知り合いが居たため、彼に署長への書類発行を頼むと、500バーツの賄賂が必要との事。

仕方なく依頼手数料として500バーツを彼に渡すと同じ所長から簡単に書類が発行された。

タイの文化を実感した出来事だった。

 

タイにある難民キャンプを訪ねて③-メーラマルアン難民キャンプ に続く。。

 

 

 

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